フィリピン発

海外旅行

Let’s Travel Abroad from the Philippines

これまでフィリピンから海外へ行ったことはあるだろうか?日本への一時帰国ではなく、どこかほかの国へ。同じ海外旅行でも、日本から行くのと、フィリピンから行くのとでは、なぜか気分も趣も違うように感じる。週末に気軽に出かける、年末年始や来年の旧正月の休暇に行く。フィリピンからの海外旅行計画を立ててみては?

Have you traveled overseas from the Philippines? There are fascinating travel destinations in Southeast Asia. You are fortunate to live in the Philippines. Just a-few-hour- direct flight from Manila. You can get to different places, meet people with various backgrounds and enjoy ethnic foods

Feature Editor : Keiichi Tokisawa

めざせASEAN 10カ国巡り
「賢者は旅の話をする」

フィリピンからの海外旅行先としておすすめは、まず近隣の東南アジア諸国。フィリピンから飛行機で2時間~3時間程度で行けるところも多い。ぜひ「ASEAN制覇」をめざしてみてはいかがだろう。
フィリピンを含むアセアン10カ国には魅力的な文化がある。例えば、アセアン諸国の多くは歴史の中で旧宗主国、異国の影響を受けてきた。訪れると、建造物や街並み、食文化、言語、宗教などに反映され、独特の文化が育まれてきたのを見ることができる。フィリピンにとってのスペインや米国のように、ベトナムとカンボジア、ラオスがフランス、シンガポールやブルネイ、ミャンマーが英国、マレーシアがポルトガル、オランダ、英国、インドネシアがオランダの支配を受けた歴史を持つ。一方でタイのように他国の支配を受けなかった国もある。アセアン諸国は日本とも歴史の中でかかわりがあり、それには戦争による負の刻印も含まれる。多民族・多文化国家も多く、中華文化の影響が見られるのも興味深い。
アセアン各国では本場のアジアンエスニック料理がお楽しみ。それぞれの国が誇る豊かな食文化を堪能したい。
「愚者は食べ物の話をし、賢者は旅の話をする」というモンゴルの古いことわざがあると、以前、本で読んだことがある。しかし、アセアンを旅したら、食べ物について話さない者こそ愚者であろう。

今のところまだ珍しい
旅行先 東ティモール

一般に東南アジア=アセアンと語られることが多いが、東南アジアにはまだ国がある。それが東ティモール。ポルトガル領を経て、インドネシアによる併合から2002年5月、21世紀最初の独立国として話題になった。今のところまだ観光地としてはあまり知られていないが、美しいサンゴ礁や山奥の秘境に温泉もあるようだ(在東ティモール日本大使館ウェブサイト「素敵な東ティモール」www.timor-leste.emb-japan.go.jp/column_nagata3.html)。さらに東ティモールのサッカー代表チームの監督は日本人の築舘 範男(つきたて のりお)氏で、チームの愛称が「O Sol Nascente (The Rising Sun)」。日本人が親しみを持てる国でもある。
マニラから東ティモールの首都ディリまでは直行便がないのでインドネシア・バリ(デンパサール)などを経由する便を利用する。

大都会からジャングルまで
多様性が魅力の東南アジア

今から10年以上前、ラオスに行った知人は「何もないのがいい」「夕暮れのメコン川でビアラオ(Beer Lao)を飲むのがアクティビティ」と言っていた(数年前には村上春樹の『紀行文集 ラオスにいったい何があるというんですか? 』という本も出た)。こう聞いてラオス行きたいと思うかどうか。旅行先として見るものも、することもあまりないところへ行って「退屈だ」と思うのも、「のんびりできる」と感じるのも旅行者次第。フィリピンの周りにはバリバリの観光地から、未開拓のスポットまで、あらゆる旅行者の趣向にあった旅行先がある。世界遺産の史跡もあれば、世界的に有名なリゾートもある。高層ビルが立ち並び、経済発展の真っただ中のエネルギッシュな都市もあれば、野生動物が生息する密林もある。今こそ、多様性に満ちた東南アジアに出かけてみたい。

Getaway to SE Asia:
The Charm of Diversity.
Neighbors Offer Full Excitement of Traveling

ASEAN is a diverse community that consists of Southeast Asian nations with rich history and distinctive cultures. Like Philippines, the other ASEAN countries also boast of charming tourist spots such as the World Heritage Sites, beach resorts, rainforest, laid-back countryside, hustle bustle urban cities with high rise buildings etc. In most ASEAN counties, you see the historical influences of the foreign countries on culture, architectures and cuisines. For example, French influences are seen in Vietnam, Cambodia and Laos as Spanish and American influences in the Philippines. Traveling to neighboring countries enables you to learn differences and similarities among the Philippines and the other ASEAN countries.
ASEAN countries offer wonderful sightseeing, shopping and dining experiences to visitors. You may have had Laksa noodles in Singapore / Malaysian food restaurants in Manila. Try the same dish in Singapore, Kuala Lumpur or Penang, Malaysia. You will know what authentic Laksa noodles are.
In the region, there is one of the world’s youngest independent countries apart from ASEAN countries. It’s Timor-Leste (East Timor) that became independent in 2002. The country has not yet much developed as a touristic destination, probably the ‘Last Frontier’ of Southeast Asia.
You will see people around the globe flock to emerging Southeast Asia. Traveling Southeast Asia is seeing some of the most energetic and attractive parts of the world !

Luang Prabang, Laos
Photo: Greg Mo (Instagram@Gregmophoto)

世界遺産の古都で伝統工芸を体験

「伝統の手仕事体験」をテーマに、娘とタイ・チェンマイ在住の友人とで今年5月、ラオスのルアン・パバーンへ行った 。旧宗主国フランスのおしゃれな香りが漂うこの古都の街並みは、世界文化遺産に指定されている。メインストリートの古い建物を改築したショップには、ラオスの伝統工芸とヨーロッパのセンスをほどよく融合した素敵な品々が並び、アジアの片田舎とは思えない。
ラオスの伝統工芸を体験し、宿泊もできる工房があると聞き「Ock Pop Tok(オック・ポップ・トック、ラオス語でEast Meets West)www.ockpoptok.com」を訪ねた。メコン川のほとりにある広々とした敷地は瑞々しい緑に囲まれた別世界。メコン・ビラと名付けられたロッジや、メコン川にせり出したテラスのシルクロード・カフェの開放的なインテリアには伝統のコットンと絹の手織布が惜しげなく使われ、手工芸好きにはたまらない。
伝統工芸のワークショップで「草木染め」と「手織り」を1日かけて体験した。草木染めは敷地内に生えている植物の採取から始め、昔ながらの素朴な道具で植物を切り刻み叩く。素材を大鍋で煮出して、あれよあれよという間に美しい色に染め上がった布は、メコンの風であっという間に乾き、この世に二つとない大切な土産ができあがった。

 

反町 眞理子さん

Kapi Tako Social Enterprise CEO。フィリピン在住23年。バギオを拠点とする環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」が指導し、山岳地方の先住民が育てた森林農法によるコーヒーのフェアトレードを行う社会的企業を運営。

Singapore

美しい街並みと夜景も都市国家の観光資産

昨年10月下旬に母親と、母の友人がマニラに来た時に3人でシンガポールへ旅行しました。3泊4日の滞在中はシンガポールの定番観光スポットであるナイトサファリへ行ったり、母の希望でチャイナタウンで雑貨のショッピングをしたり。移動は専ら配車アプリのグラブを使いました。
現地在住の友達の案内でホーカーと呼ばれる屋台でサテイ(串焼き)などローカル料理を楽しみましたが、屋台とはいえフィリピン価格に慣れてしまっている自分にとっては、シンガポールの物価の高さは驚きでした。例えば、地元のタイガービールが大びん1本1,000円くらいするところも珍しくありません。どうしてもマニラで飲むサンミゲルと比べてしまい……。
初めて訪れたシンガポールで印象に残ったのは、その街並み、特に夜景の美しさです。最終日に泊まった有名なマリーナベイサンズホテルの最上階から見下ろした夜景、そしてシンガポールリバー・クルーズのボートから見上げた夜景は本当にすばらしかったです。
今年も10月にマレーシアとシンガポールに行く予定。広大な庭園・植物園のガーデンズ・バイ・ザ・ベイやアラブストリート、リトルインディアに行ってみたいと思っています。

 

関口 拓大(たくせき)さん

マニラ在住クリエイター。マニラの生活・旅行情報を中心に、ブログやLINEなど様々な媒体で発信。日本の旅行ガイドブックの取材コーディネートなども手掛ける。新しいマニラの魅力を発信する団体『マニラブ』の運営代表。Twitter: @tac_uitl http://takuseki.com/

Kuala Lumpur, Malaysia

海外和食事情視察という名の食い倒れ旅

海外和食事情視察という名の食い倒れ旅
シンガポール在住の友人たちがアジア各国の飲食事情を視察していて、9月にマレーシアのクアラルンプール(KL)へ行くと聞いて同行しました。マニラからKLへはエアアジアで約3時間半。KLへは4年ほど前に行ったことがあり、今回が2回目です。1泊2日の期間中、現地在住者の案内でおいしい店や人気店を1日10軒ハシゴ。日本食事情の視察ということで、行った店の半数は居酒屋、ラーメン、焼鳥、焼肉、寿司と日本料理店となりました。KLの日本料理はマニラよりもレベルが高く、特に焼鳥と焼肉は、ほぼ日本に近いと感じました。そのほか、ルーフトップバーでビール、オイスターバーで新鮮な生がきと白ワイン、地元客でにぎわうバーでテキーラ、バンサービレッジ(Bangsar Village)モール近くの屋台街でインド系とマレー系のカレーなど、ローカルフードも楽しみました。
私は最近、「暮らすように旅する」をテーマに旅行しています。パソコンを持って、香港や台湾などマニラから近いアジアに数日ふらっと出かけ、日中は仕事をしつつ、夜は現地の友人と食事へ出かける。今回のKLへの旅行のように、現地の在住者が行く店を巡りながら、「もしこの国に住んだら……」とイメージするのも旅の楽しみです。

 

植嶋 久美さん

フィリピン在住約5年。2013~14年に南米、アフリカなど30カ国を旅行。再訪したいのはケニアとウズベキスタン。いつか行きたいと思っているのは、トルクメニスタンとブータン。今月は台湾へ食い倒れの旅へ出かける予定。

 

「片雲の風に誘はれて、漂泊の思ひやまず…… 道祖神の招きにあひて取るもの手につかず……」(松尾芭蕉 『奥の細道』)

行ってきましたあの国へ

フィリピン在住者が出かけた海外旅行の体験談。
あなたもきっと旅がしたくなる。 (写真:寄稿者提供)

Kota Kinabalu, Malaysia

国内旅行の感覚で行ける、異なる都会

7月、マレーシア・サバ州の州都コタキナバルに行ってきた。マニラからエアアジアで2時間、まるで国内の地方都市へ行く感覚だ。サバ州はミンダナオ地方のスルー諸島に近く、見たところ労働者の3人に一人はフィリピン人移民だ。街のいたるところでマレー語、中国語、英語、韓国語などにまじってタガログ語が飛び交い、多民族国家を肌で感じられる。インフラが整い、渋滞がなく清楚な街並みの一方で物価は安く、配車アプリ・グラブの使い勝手が良い。呼べば5分でやってくる。
海に面した「フィリピン市場」では、新鮮な魚介類が並ぶ。エビやカニを選んでシンプルな調理法をリクエストし、その場で食べる醍醐味は格別である。主にサンボアンガやスルーから来たフィリピン人が商才を発揮していて、彼らとなら英語のやり取りも可能だ。
ダウンタウンには雑多な雰囲気の一角もある。椅子とテーブルを出して、ビールを飲みながら将棋を指す中華系のおじさんたちもいる。広場ではフィリピン人女性が、フィリピンの歌手フレディー・アギラーの「アナック」を歌い、郷愁を誘っていた。
街頭広告が少なく、時間の流れはおだやかで緩い。フィリピン的な都会に疲れたら、この異なる「都会」で羽を伸ばしたい。

 

岡田 薫

まにら新聞記者。フィリピン在住8年。フィリピン大学大学院に通いつつケソン市でのバランガイ暮らしの経験を書いた『半径50メートルの世界 フィリピンバランガイ・ストーリー』を上梓。行ってみたい国はミャンマー。

Bangkok, Thailand

エキゾチックな珍味に挑戦。 その味は……

私にとっての「東南アジア初上陸」フィリピンに続き、他の東南アジアの国も見るために8月下旬、タイ・バンコクへ行きました。マニラからセブパシフィックでスワンナプーム国際空港までは約3時間半。1日目はバックパッカー街として知られるカオサン通りでまずタイ式マッサージを2時間体験。その後、屋台でクロコダイルの串焼きが売っていたので食べてみました。私は意外にもジューシーな肉だなと思って食べていたところ、一緒に食べていた友人が「ウッ…」となってしまい…。すると、私も急にワニ肉が何か池の水のような臭いがすると思い始め、完食は断念。周りではサソリや芋虫なども食用に売っていましたが、食べる気は起きませんでした。
2日目はツアーに参加。アユタヤ遺跡や水上マーケットを巡り、象にも乗りました。夜にはラチャダー鉄道市場で象の模様入りの雑貨を土産に購入。やはりタイといえば象です。
2泊3日の短期間で充実した旅だったと思う一方、タクシーやトゥクトゥクには当たり前のようにぼったくられ、100km以上の速度で飛ばすタクシーに怖い思いもしました。ほかの東南アジアはどんな見所があるのか、そしてどんな「洗礼」が待っているのか。次の旅行が楽しみです。


鬼頭 沙希さん

今年4月に来比し、バギオの環境NGO「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」が運営するTALA Share & Guest Houseでインターンとして活動中。https://cordillera.exblog.jp
www.tala-guesthouse.org

New York City, U.S.A.

極寒のニューヨークで、英語力を試す

フィリピンへ来る前、地中海のマルタ島で英語を学びました。日本とフィリピンで英語を使用し働いていましたが「本場」で試したいという思いがあり、昨年10月下旬、日本でシェアハウスに同居していた米国人の友人がニューヨークに引っ越したこともあり、マニラから行くことに。まず経由地の香港へ約2時間半、それからJFK空港まで16時間かかりました。
NYでの5泊6日の滞在中、タイムズスクエア、セントラルパーク、ウォールストリート、自由の女神、ヤンキースタジアムにおしゃれな街SOHOと名所を巡り、ドラマ『ゴシップガール』のシーン再現をめざし、メトロポリタン美術館の階段で記念写真を撮影。NY5番街のティファニーでも映画『ティファニーで朝食を』を意識して写真を撮りましたが、ホリーには程遠く……。
英語に関しては、ニューヨーカーの速い英語に圧倒されつつも更に英語を学ぶモチベーションとなった一方、いかにフィリピン人の英語は日本人に聞き取りやすいかを悟りました。
初めて行ったニューヨークは、世界一の都市といわれることが体感でき、また遠く離れた友人に再会できたことがうれしかったです。しかし、何よりも思い出に残っているのは、南国に慣れた体には本当に寒かったということです。


森澤 一未さん

フィリピン在住3年。起業準備に参画中。来比前にマルタ共和国へ留学。マルタを選んだ理由は「海が好きすぎて、地中海が美しすぎたから」。またクラフトビールを愛するあまり、留学中ベルギーへ一人旅をする。いつか行きたい旅行先はメキシコのカンクン。

 

旅のエキスパートも訪れた

おすすめ 旅行先

フィリピンから行ける
期待を裏切らない
「鉄板」な旅行先を
挙げるとしたら?
JTB ASIA PACIFIC PHIL. CORP.スタッフが
プライベートで訪れた
旅行先からおすすめの
都市を紹介!

ランプヤン寺院の割れ門から、バリ島の最高峰アグン山を望む。割れ門は寺院の麓にあり、地元の人はここから1,700段の階段を登って頂上にある寺院へお参りに行く。 コーケー遺跡。940年頃に建造されたとされる。

三ツ井 愛絵さん
JTB ASIA PACIFIC PHIL. CORP.
Cebu Mactan Officeセブ支店長
これまで東南アジア10カ国を含む17カ国を旅行。いつか行きたい旅行先はスペイン、スイス、南フランス、グランドキャニオン。

インドネシア・バリ島
Bali, Indonesia

ウブドでの楽器演奏

アクティブに楽しむ、のんびり寛げる
懐が深い アジアが誇るリゾート

バリ島へはこれまでも何度か行っていますが、バリ島東部カラガッサムにある「天空の寺院 ランプヤン」を見たいと思い、今年6月に行きました。マニラからはバリ島デンパサール国際空港(ングラ・ライ国際空港)まで直行便、セブからはシンガポール経由となります。
バリ島はバリヒンドゥー教の島であり、訪れるとチャナンと呼ばれる神様への供え物をいたるところで目にし、またインセンス(お香) がどこからともなく香ってきて宗教が日常に根差しているのを感じます。
訪れるのが念願だったランプヤン寺院は、想像以上に雄大で神聖な場所でした。バリヒンドゥースタイルでお祈りをささげ、厳かな気持ちになることが大切だと感じました。訪れて写真撮影をして終わり、ではもったいない場所だと思います。
バリ島内で私が好きなスポットの一つ、緑深い山のリゾートであり芸術の村でもあるウブド(Ubud)。アユン渓谷でのヨガ、雨の日に雨音を聞きながらのスパなど、ここでは心の底からリラックスできます。さらに古典舞踊鑑賞、寺院巡り、ハーブガーデン散策、アユン川でのラフティング、ライステラス・トレッキング、象乗りなど楽しめるアクティビティは尽きません。

サンセット&ビール 最強のタッグ

また私は必ずクタ・レギャン地区へも行きます。ビーチ沿いにホテルやレストラン、露店が並び、活気あふれる場所です。朝早くからサーファーでにぎわうクタビーチはサンセットの名所でもあり、ビンタンビールを飲みながら夜がふけていく時間をのんびり過ごすのもおすすめです。
バリ島での食事はナシゴレン(焼きめし)、ミーゴレン(焼きそば)、サテ(串焼き)などぜひローカルフードを。サンバルソースは辛いけど癖になるおいしさです。
買い物ならバリ雑貨、特にアタバッグ(アシタバで作られた籐のかばん)が女性に人気。また、ジャスミンやプルメリアなど花の香りのするココナツ石鹸も心が癒され、お土産におすすめです。
バリ島はカップル、ファミリー、一人旅、女子旅、誰でも楽しめます。日本語を話す地元の人も多く、旅行中コミュニケーションも取りやすいと思います。一方で、現地通貨ルピアは町の両替店で両替できますが、ごまかされることも多いので、両替後はその場で確認しましょう。

アタバッグは浴衣を着る時にも合うので、色や形が異なる数種類持っていても便利。

 

田端 美穂 さん
JTB ASIA PACIFIC PHIL. CORP. マニラ支店法人営業チーム(取材当時)。アセアンはラオスとミャンマーを除く8カ国を旅行経験あり。今一番行きたい国は、キューバのハバナ。

カンボジア・シェムリアップSiem Reap, Cambodia

ベンメリアは、ジブリのアニメ『天空の城ラピュタ』のモデルともいわれる

遺跡巡り、街歩き、買い物&食事
決してがっかりさせない街

昨年12月22日から25日にカンボジアへ行きました。マニラからシェムリアップまではセブパシフィックの直行便で約3時間。目的は世界遺産を含む遺跡巡りです。初日からシェムリアップを拠点にガイド付き専用車で郊外にある遺跡ベンメリア、プノンクーレン、バンテアイスレイ、翌日にプレアヴィヘア、コーケー、そして3日目にアンコールワットで朝日を鑑賞し、アンコールトムなどの遺跡群を巡りました。アンコールワットの壮大なスケールにも圧倒されましたが、私には密林の中の巨大な遺跡ベンメリアの神秘的で静かな雰囲気が強く印象に残っています。シェムリアップで遺跡を巡るなら観光ガイドをつける旅行がおすすめです。服装は長袖を着て肌の露出は避けるようにしましょう。

現地ガイドから聞く歴史

私は旅行先ではその土地について深く知ることができるので現地のガイドを頼むようにしています。今回、同行したクメール人のガイドはヒンドゥー教のお話やカンボジアの歴史、ポル・ポト政権時代について話をしてくれ、説明の中では「今より昔の方が皆平等でよかったというカンボジア人もいるんです」と聞くと私は驚かずにはいられませんでした。
シェムリアップでは、遺跡巡りのほかにもナイトマーケットでのショッピング、オールドタウン(旧市街)でのクメール料理などが楽しめます。ぶらぶら歩いていると、オールドマーケット近くでおしゃれな通りを見つけました。Sivutha Blvd. と Street 7のあたりでしょうか。ガイドブックにも載っていないようです。こんなふうに、旅行中にどこかふと寄り道をして、何かを見つけるのが好きですね。カンボジアは訪れたら決してがっかりはしない旅行先だと思います。

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