リサールパーク・ホテル

Nostalgia Philippines ≪フィリピン 今・昔≫

ブティック・ホテルに生まれ変わった戦前の米軍社交クラブ

Rizal Park Hotel is the manifestation of what life and elegance the Army and Navy Club had more than a hundred years ago.

戦後修復された米軍専用の社交クラブ「マニラ・アーミーネイビー・クラブ」。(1946年)
戦後修復された米軍専用の社交クラブ「マニラ・アーミーネイビー・クラブ」。(1946年)

マニラ湾に面したキリノグランド・スタジアム横に7月26日、「リサールパーク・ホテル」がグランドオープンした。正面から見ると左右対称でかつ重厚感がある建物だ。このホテルは110の客室とカジノやボールルームを備えたおしゃれなブティック・ホテルで、本館は3階建てと低層のため、落ち着きを感じさせてくれる。
正面玄関を入ると天井は3階部分まで吹き抜けになっており、最上部分には採光窓がある。中庭にはカウンターバーがあり誕生会や披露宴などのイベントにも場所を提供している。
この建物は1911年にできた米軍専用の社交クラブ「マニラ・アーミーネイビー・クラブ」を、中国人の実業家グループが24億ペソもの莫大な改修費をつぎ込んでホテルとしてよみがえらせたものだ。築後100年以上が経っているが古い写真(左)にある通り、アーチ型のウィンドウや回廊など、正面部分は昔の面影を残している。
戦争末期のマニラ市街戦のさなか、日本軍のマニラ海軍防衛隊はこのビルを指揮所として使った。日本軍が立てこもったリサール公園周辺のビルは砲弾で破壊され尽くしたが、米軍はこのビルだけは砲撃対象から除外したようだ。火炎放射器などで屋根は焼け落ちたがコンクリートの柱や壁などは原型をとどめた。戦後は放置された状態が続いていた。
オープンニング式典にはドゥテルテ大統領も出席、「このような歴史的な建造物を風化させずホテルとして再開発した努力は賞賛に値する」と中国人実業家らを称えた。
ホテルの予約や問い合わせは、Ms. Joy Gutierrez (Cell: 0917-802-8480)まで。

South Road Drive, T.M. Kalaw Ext., Ermita, City of Manila TEL: (02)804-8700
South Road Drive, T.M. Kalaw Ext., Ermita, City of Manila TEL: (02)804-8700

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