Villa Escudero Plantation and Resort, San Pablo City, Laguna

涼を求めて「ビリャ・エスクデロ」へ!

escudero02Founded in the 1880s by Don Placido Escudero and his wife Dona Claudia Marasigan, the estate was opened to the public in 1981. It is popular for its rustic offerings including a ride on a carabao-pulled carriage and fishing in the river surrounding the plantation.

かつては富豪エスクデロ家のココナツ農園だったこのリゾートは背後にカトリックの聖山、バナハウ山が控える見渡す限りのココナツ林に囲まれた緑豊かな山のリゾートだ。総面積800ヘクタール。リゾートには農園の灌がい用にと渓流をせき止めて作られた100年以上も前の水力発電ダムが残る。そのダム湖から流れ落ちる冷たい水に足を浸しながら食事をしたり(左下写真)、ダム湖でのボート遊びなど、ここならではのアトラクションが魅力だ。観光客らは水牛が引っ張る牛車でその園内をのんびりと移動することができる。牛の歩みに任せているとまるでマニラでの忙しい日常を忘れさせてくれるようだ。ダム湖に隣接するレストランでは週末の昼過ぎから、民族衣装を着た高校生の弦楽器の演奏や舞踊ショウを楽しめる。

リゾートの入り口近くにあるピンク色の派手な外観の教会風の建物は博物館で(右下写真)、その収蔵品は一見の価値ありだ。2代目農園主だったアルセニオ・エスクデロ夫妻が、1920年代から80年代にかけて収集したコレクションで、その品数も多岐にわたっており興味深い。展示品はいずれもオリジナルの宗教美術品で、重要文化財級のものだ。1階には聖像付き台車や全身が象牙で出来たマリア像やマニラのキアポ教会から1920年代に手に入れたという祭壇一式などの宗教コレクションが陳列。また2階には、エミリオ・アギナルド将軍の軍服やグロリア・アロヨ大統領が着たという純白のドレスなど計26着が展示されている。

またリゾート内にはなぜか旧日本軍の戦車やアメリカ製の小型戦闘機があった。戦車は農業用のトラクターを大きくした程度で、戦記によく書かれている「マッチ箱のような日本軍の戦車」の残骸だ。戦車の前には軍刀と銃を下げ客に敬礼をする日本兵の人形も立っている。戦車と戦闘機の他、博物館入り口には青銅製の大砲が据えられている。農園主の収集品の一つなのであろう。

ビリャ・エスクデロは1984年にフィリピン歴史委員会から有形文化財の認定を受けている。

Villa Escudero Plantation and Resort
San Pablo City, Laguna入園料(ランチ付き)
《月~水曜日》大人1,250ペソ
《月~水曜日》大人1,250ペソ(+カルチャーショー)*子どもはいずれも半額
Tel. (02)521-0830, 523-2944/0392
www.villaescudero.com

アクセス Access
Jac Liner Bus(LRT Buendia Station近く)でルセナ(Lucena)行きに乗り約2時間、ラグーナ州を過ぎてケソン州の入り口に差しかかる。「ようこそケソン州へ」と書かれたコンクリート製の大きな門を通り抜けてすぐの小道を左折、さらに1キロほど行ったところに大きなココナツプランテーションが広がっている。総面積800ヘクタールを超えるこの農園の入り口はケソン州に、農園自体はラグーナ州にある。

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